エスコンフィールドでB1開催「イレギュラーを乗り越えついに実現」新たな観戦体験への挑戦
10月24日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第208回が配信。プロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地であるエスコンフィールドHOKKAIDOでのBリーグ試合開催決定や、島田チェアマンの情報発信への想いなどについて語った。 【番組を聴く】『note』1000日投稿を達成!“島田流”継続術とは? レバンガ北海道から12月28日と同29日に開催するシーホース三河戦を、北海道北広島市Fビレッジにある開閉式屋根付き野球場であるエスコンフィールドで開催することが、10月9日に発表された。島田チェアマンは、開催にあたって基本は球団間での調整によって進められたことではあるが、簡単なことではなかったと実現までの経緯を振り返った。 「バスケの試合って別にどこでもできるわけではなくて、温度も決まっているし、当然コートが平らじゃなきゃいけないとか、色々な制約があるんですよね。やりたいからやれるわけじゃなくて、そういうものの現場検証をしなきゃいけないので、結構リーグも関与して色々やっていた。チケットシステムも日頃使っているBリーグのシステムだけではない。日本ハムファイターズのファンに対して初めて見てもらいたいという想いもあるじゃないですか。それをきっかけに日本ハムも好きだけどレバンガも好きとなってくれればハッピーだしね。色々なことがイレギュラーで、それを乗り越え乗り越え、ついに実現という感じなんです」 また番組では、島田チェアマンのSNSやポッドキャストでの積極的な情報発信についての話題に。直近では番組がApple Podcastのスポーツカテゴリーで1位を獲得するほどの注目を浴びている。しかし必ずしも必要とされない情報発信をなぜ続けているのかについて、島田チェアマンは「正解はない」としつつ、Bリーグの発展のためにも継続していきたいと考えているという。 「色々な意思決定とか、今だと『B.革新』とか色々あるじゃないですか。そういうのを詳らかにしていった方が、“そういうことね”と理解できる。わかったとしても気に入らないことはあるかもしれない。でも、だんまり決め込んで決まった成果物だけ出して、『オンザコートフリーです。以上』だけだとモヤモヤは残るじゃないですか。まぁ言ってもモヤモヤは残ることの方が多いですけど、じゃあどちらを選択しますかと言ったら、私はそこを公開して『Bリーグはどこを目指して、どんなプロセスで、どんなアプローチをして、この意思決定の裏には何があって』というのを言った方が、エンタメだと思うんですよ」 「我々は世界一型破りなライブスポーツエンタメを標榜しますと言っているわけで、如何にエンターテインメントとしてのバスケットボールを世の中に届けるかっていうことが宿題の仕事だとするならば、その面白いことをやろうとしているプロセスさえ公開していった方がエンタメじゃなかろうかと」 今回のエピソードでは島田チェアマンのnoteで記事が1000本に到達し、さらなる更新に備えるべく日々ネタ探しをしている話や、ヨーロッパとの連携を見据えたドイツ・ミュンヘンへの訪問予定などについても語られた。
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