【京阪杯の注目点】2度目の芝1200メートルに挑むウインカーネリアン 昨年3着エイシンスポッターも出走
京阪杯に登録しているウインカーネリアン(牡7歳、美浦・鹿戸雄一廐舎)は、2022年関屋記念、23年東京新聞杯と芝1600メートル戦で重賞2勝を挙げている。同馬は芝1200メートル戦初出走となった今年の高松宮記念で4着に入り、その後は芝1600メートルの安田記念で14着、芝1400メートルのスワンSで6着という成績だ。ウインカーネリアンには引き続き三浦皇成騎手が騎乗予定だが、芝1200メートル戦初勝利を挙げ、3つ目の重賞タイトルを獲得することができるだろうか。なお、今年の京阪杯にはウインカーネリアンの他にもヴェントヴォーチェ(牡7歳、栗東・牧浦充徳厩舎)、グレイトゲイナー(牡7歳、栗東・森秀行厩舎)、ラプタス(セン8歳、栗東・渡辺薫彦厩舎)と3頭の7歳以上馬が登録しているが、 7歳以上の馬が京阪杯を勝てば、1977年シルバーランド以来47年ぶり2頭目になる。 また、昨年の京阪杯3着馬エイシンスポッター(牡5歳、栗東・吉村圭司厩舎)は、スプリンターズS9着以来の出走となる。同馬は昨年もスプリンターズS11着から巻き返して京阪杯で3着に入ったが、同様のステップで挑む今年も好走することができるか。なお、エイシンスポッターに騎乗予定のH.ドイル騎手にはJRA重賞初制覇がかかる。