「軽率な発言に感じた」三浦瑠麗 松本人志へのコメント発表も物議…自身は“性被害告白”の過去
11月8日、国際政治学者・三浦瑠麗氏がXを更新。文藝春秋社への提訴を取り下げた松本人志について、コメントを発表した。 【画像】三浦瑠麗氏の姿は、夕方のバス停でひと際目立っていた 三浦氏はXで、《裁判が終結してよかったと思います。お疲れさまでした》 と労い、 《松本さんがやりたかったお笑いを、そして今後のご活動を心より応援しております》 と応援の言葉を残した。 「三浦氏は、過去『ワイドナショー』(フジテレビ系)でコメンテーターとして出演。松本さんとの共演をしています。2019年には、吉本興業の経営アドバイザリー委員会として三浦氏が決定。松本さんとのつながりの深さゆえコメントを出したのでしょう」(芸能プロ関係者) 松本の動きを経て出したコメントだが、“擁護”とも取れる投稿へ、Xのコメント欄では批判が続出している。 《テレビコメンテーターのイスを失った自らの復帰願望を重ねていることがミエミエ》 《被害女性の気持ちが誰よりも理解できるはずのあなたにしては軽率な発言のように感じました》 《過去に性犯罪の被害に遭ったことがあると言ってた人が何でこんなこと言えるの?》 こうした批判が集まる背景には、三浦氏は過去に経験した壮絶な体験を明かしていることも影響しているだろうと、前出・芸能プロ関係者は指摘する。 「2019年に三浦氏は『孤独の意味も、女であることの味わいも』という自伝を出版。その中で彼女は、中学3年生の時に集団による性暴力事件を受けたことを記しています。その壮絶な体験を明かした理由について、自伝を通して女性が『人生を振り返り、受け止める際の手がかりや、滋養になるのではないか』という想いを込めて書いたといいます。被害者としての心情をより理解しているであろう三浦氏から松本への応援のコメントに違和感を感じる人もいるのでしょう」 だが、三浦氏は性加害をめぐり、独自の考えを持っている。 「『集英社オンライン』のインタビューで三浦氏は『私からすると、私が過去に経験したような性暴力と、ワンナイトで相手が自分を大事にしてくれなかったみたいなケースでは、暴力の度合いが違う』と語っています。つまり、一言で性加害と言っても、そこにはさまざまなレイヤーがあるという考えなんです。こうした考えから三浦氏は不同意性交等罪についても異論を唱えています。松本さんの一件も、自身の被害と、『週刊文春』に証言した被害女性を同一視はできないということなのでしょう」(同前) 松本へのエールというより、自己主張なのかもしれない。