沖縄で公開始まる!琉球放送のラジオ番組で映画「青いライオン」制作の舞台裏など紹介
自閉症のアーティスト、石村嘉成さんの半生をドラマとドキュメンタリーで描く映画「新居浜ひかり物語 青いライオン」は、全国で上映されていますが、きょう(12月27日)から沖縄でも上映が始まりました。 【写真を見る】沖縄で公開始まる!琉球放送のラジオ番組で映画「青いライオン」制作の舞台裏など紹介 きょう午前9時半ごろ、琉球放送のラジオ番組「アップ!!」に、映画で嘉成さんの母・有希子さんを演じている筆者(RSK山陽放送 小林章子)が岡山からリモート出演して、映画制作の舞台裏などについて話しました。 スタジオの鎌田宏夢アナウンサーと山田真理子さんから、地方局が映画を制作することになった経緯や難しさなどについて質問がありました。 (鎌田宏夢アナウンサー) 「どういうきっかけだったんですか?」 (小林章子) 「きっかけは、石村嘉成さんのドキュメンタリー取材を通じて、制作陣が人柄や作品に魅了され、映画化に挑戦してみようという経営判断があったこと」 「映画制作に関わったメンバーは、テレビやラジオの制作経験はありますが、映画づくりは初挑戦で、最初はとまどいの連続でした」 「制作するうちに気づいたのは、テレビやラジオでは、初めて情報に接する人にもわかりやすく伝えることを工夫してきましたが、映画では観る人に想像する余地を残したほうが良いのではないかということ」 「状況を説明しすぎることなく、観る人に感じてもらいたいという思いで制作に取り組みました」 ■「セリフが全部ナレーションに聞こえる」演技初挑戦の苦労 (山田真理子さん) 「演技初挑戦で苦労されたことは?」 (小林章子) 「最初は、セリフが全部ナレーションや朗読に聞こえるという指摘があって、自分で映像を確認してみると、確かにそう聞こえました。でも、どうしていいか分からず苦労しました」 「その後、演技指導をしてくださる方に出会いました。演技で一番大切なことだといわれたのは、映像には映らないけれど、自分の内側の感情の振れ幅を大きくするということ」 「表情や動作で表現しようとしない。感情を大きく動かす。そうすると自ずと感情がにじみ出てくる。そういう演技を目指しました。とても難しいことでしたけど」
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