「彼の打ち方はすごくきれい」ソフトバンク栗原陵矢が興味津々、ともに世界一を目指す代表スラッガーとは 13日初戦のプレミア12へ調整【侍ジャパン】
野球の国際大会「プレミア12」に臨む日本代表「侍ジャパン」は11日、バンテリンドームナゴヤでピックアップ練習を行った。 ■井端ジャパンの軌跡【戦績と日程】 栗原陵矢内野手(ソフトバンク)や清宮幸太郎内野手(日本ハム)、井上温大投手(巨人)が姿を見せ、本番に向けて汗を流した。 栗原は9、10日に行われたチェコとの強化試合では2試合連続「5番三塁」でスタメン出場。9日は決勝点となる左犠飛を放ち、10日は適時打を放つなど2試合連続打点を記録した。「体を動かして気分よく(本番に)入れるように」と自ら希望して打撃練習などを行った。2試合を終えた段階での状態には満足していない様子で「もうちょっとしっかり打ちたい。初めての投手が多いので、1球で仕留められる集中力がもっと必要」と先を見据えた。 練習の合間には清宮と会話を交わす場面もあり、打撃論などを話したという。「練習方法であったりとかですね。個人的に好きな打ち方なので。僕が見ていて、彼の打ちはすごくきれいだと思う。今後もいろいろ話したい」。トップチームで過ごす時間は1秒も無駄にせず、自身のレベルアップにつなげていく。 連覇を目指す「プレミア12」は13日にバンテリンドームナゴヤでオーストラリア代表と初戦を迎える。中軸で起用されることも意気に感じており「すごくありがたい。いい打順で出していただいている。だからこそ、しっかりとチームに貢献したいという思いも強い。勝てる一打を打ちたい」と決意を込めた。 「侍ジャパン」は初戦の後は台湾に移動。韓国、台湾、キューバ、ドミニカ共和国の順で対戦する。各組上位2チームによる2次リーグは東京ドームで21日から開催。決勝と3位決定戦が24日に行われる。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社