もし株価が暴落したら「暴落上等」と言えるよう準備しよう
「暴落ドミノが起きる」という澤上篤人氏(左)と「日経平均10万円時代が来る」という藤野英人氏。どちらが正しいのだろうか(撮影:今井康一)
日本株は日経平均株価、TOPIX(東証株価指数)ともに一時過去最高値をつけ、その後急落するなど、新たな局面を迎えている。一方で、日本の投資信託業界を代表する2人が、まったく趣旨が異なるように見えるタイトルの本を出版して約半年が経過した。『暴落ドミノ 今すぐ資産はこう守れ!』(明日香出版社)の著者である澤上篤人氏と、『日経平均10万円時代が来る』(日本経済新聞出版社)の著者である藤野英人氏である。はたして、澤上氏の言うとおり金融商品は暴落するのか。それとも藤野氏の言うとおり、バラ色の未来ではないものの、日経平均は10万円になるのだろうか。もしかしたら両方とも正しいのだろうか。さらに、私たちは今後どういう備えをすればいいのか。2人が語る。
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会社四季報オンライン編集部