"夏の疲れ"正しい休み方は?…"休む"を科学的に分析!100%回復させるための休養学
攻めの休養(1)気分転換タイプ
<気分転換タイプの休養法> 先生によると、「旅行が趣味」「買い物が好き」「外食が好き」「掃除が好き」などに当てはまる場合は、気分転換タイプの休養法が最適。外部の環境を変える事が重要なので、旅行や行楽地まで行かずともいつもと違う場所に行ってみたり、部屋の模様替えやお掃除をしたりするだけでも効果が期待できるそうです。 <幸せホルモン「セロトニン」で疲れを回復> 攻めの休養に必要な活力の正体の1つが「セロトニン」や「ドーパミン」といった神経伝達物質。これは、好きな事や楽しい事をしていると分泌されやすい物質で、その働きが疲労回復に効果的なのだとか。気分転換タイプの活力の1つ「セロトニン」は、精神を安定させ、幸福感を得やすくする通称「幸せホルモン」。これが分泌されると、緊張感がほぐれリラックス効果があると言われています。さらに、精神的な効果だけでなく自律神経を整えてくれる働きもあるので、頭痛やめまいといった身体の不調の改善にも繋がるそうです。
攻めの休養(2)栄養タイプ
<栄養タイプの休養法> 先生によると、食べるのが大好きな栄養タイプの人は、活力の元にもなる神経伝達物質を作るための栄養を摂る事が重要。ビタミンB群やミネラルなどの栄養素は、「補酵素」といって「セロトニン」などの神経伝達物質を作り出すのに深く関わっているそうです。そのため、これらの栄養素を含む食材を積極的に摂る事が栄養タイプの活力につながるのだとか。これからの時期はビタミンB群を含むサンマやキノコなどがオススメだそうです。 <バランス良く腹八分目を心がけましょう> 栄養タイプの人は、食べ過ぎに要注意。食べ物が口に入ると、胃液の分泌を促す「ガストリン」というホルモンが放出されます。しかし、食べ過ぎてしまうと必要以上に多く放出され、胃液が逆流して胸焼けを起こしたり、胃もたれを起こしたりする事もあるのだとか。そのため、バランス良く腹八分目を心がける事が大切だそうです。