<#わたしの新庄・3回目のセンバツへ>/7 感謝の心でプレー 花田侑樹投手(2年) /広島
中学生の時に所属した硬式野球クラブの監督が言った。「感謝の気持ちを持ってプレーしろ。私生活も感謝の気持ちがあれば、考えて行動できるようになる」。以降、支えてくれる親族やチームへの感謝を欠かさない。 昨夏の新チーム発足後から、背番号1をつける身長182センチの本格派右腕。「試合がつくれるので投手を目指した」と語る。最速143キロの直球と縦の変化球が武器で、昨秋の県大会以降、公式戦全9試合に先発し防御率1・57をマークした。 甲子園で昨夏あった交流試合は、けがでベンチから見守った。悔しさをばねに、この春は頼もしい野手とともに失点を最小限に抑え、4番を務める打線でもチームを引っ張る。【中島昭浩】=つづく