樽見鉄道「しし鍋列車」運行開始 冬景色と温かい鍋を楽しむ恒例企画
樽見鉄道(本巣市曽井中島)の冬の恒例企画「しし鍋列車」が20日に運行され、乗客は車窓に流れる根尾川の渓谷や能郷白山の冬景色を眺めながら、温かいしし鍋を味わった。予約制で来年2月まで開催する。 樽見鉄道によると、1995年12月から続く人気企画。本巣駅から終点の樽見駅までの約30分間、列車に揺られながら、イノシシの肉をみそで煮込んだ鍋や天ぷら、菜めしなどを楽しめる。この日は県内をはじめ、愛知や東京、大阪から計24人が乗車した。 次回は来年1月9日の予定。料金は食事と1日乗り放題切符、根尾谷地震断層観察館の割引券付きで5千円。樽見鉄道オリジナルのノートとティッシュも配布する。予約はホームページか電話で受け付ける。問い合わせは樽見鉄道、電話0581(34)8039。
岐阜新聞社