【箱根駅伝】城西1区ヴィクターに國學院は5区平林!?原監督も「マジっすか!?」と驚き トークバトルで監督らが舌戦
◆“3強超え”を狙う城西大学
「総合4位、できれば3強超え」を目標に設定し、先手必勝のレースをしたいという城西大学。 「できれば1区ヴィクター(キムタイ)で。結構強いです」と本当か冗談かわからないトーンで話し、会場は混乱。 前回は、2区が斎藤将也選手、3区がヴィクター キムタイ選手という布陣でした。 5区で区間新記録をマークした“山の妖精”こと山本唯翔選手が卒業した点にも言及し、「山の妖精が羽ばたいていったので、誰かが5区にいかないとダメ。斎藤かヴィクターか…」とまた、ヴィクター選手の名前を出し、会場を沸かせました。 実は、斎藤選手もアップダウンを得意としており、“仮想箱根5区”とした山道のコースを走る大会(激坂最速王決定戦)で、当時1年生ながら山本選手に先着した経験もあります。 キャプテンの平林樹選手については、「主要区間は、いってもらいたいなという願いがあります」とコメント。 さらに同好会出身で、前回の箱根駅伝6区出走の久保出雄太選手について、「チームの雰囲気作り、もり立て役。走りも非常にいいので活躍を楽しみにしている」と話しました。
◆2年ぶり王座奪還へ 駒澤大学
就任2年目の藤田監督は総合優勝を目標に掲げ、「前回、三冠を目指して箱根駅伝を迎えましたが、青山さんに力負けしたところがあった」と振り返り、「挑戦者として今回、思い切ったレースをしたい」と話します。 出雲駅伝、全日本大学駅伝を欠場した3年生の佐藤圭汰選手については「練習は開始しているので、十分間に合うくらいには戻っている」とコメント。 「往路は原さんのところが強いだろうというところで、いかに往路をしのげるかになってくると思う。もしかしたらヴィクターが1区であれば、佐藤圭汰1区っていうのもあるかも…」と、笑いを誘いました。 すると、隣に座っていた原監督は、「僕もそう思ってるんですよ」と話し、「故障上がりの選手は、単独で走るよりは、10キロぐらいまでついて、10キロから勝負に出る。あるいは六郷橋から勝負に出る。ポテンシャルはものすごく高いものがありますから、十分、後続を30秒くらい離せる実力がある」とした上で、「朝はビル陰に隠れて、気温も上がらないので、練習量少なくて、ポテンシャルの高い子は1区…走りますよ」と藤田監督に語りかけました。