ディディ、拘置所で迎えた誕生日を子どもたちが電話で祝福 お祝いメニューは「パスタとチャーハン」
9月に性的人身売買などで逮捕されたディディことショーン・コムズ。それ以来連邦拘置所に拘束されているが、11月4日に55歳の誕生日を迎えた。もちろん誕生日も拘置所で過ごしていたのだが、子どもたちがお祝いの電話をかけたことを明らかにした。長男ジャスティンらがその様子をインスタグラムに投稿している。
動画に写っているのは長男ジャスティンと次男のクリスチャン、長女のチャンス、次女と三女で双子のジェシーとデライラ、末っ子で間もなく2歳になるラブ。また元恋人の故キム・ポーターの息子でディディが自分の子ども同様に育ててきたクインシー・ブラウンの姿も。レッドベルベットケーキを前にラブはハッピーバースデーの歌を披露、キャンドルを吹き消した。兄姉たちはその様子を電話でディディに聞かせていた。
ディディが電話越しに「愛している。ものすごく愛しているよ。みんなに会えるのが待ちきれない。みんなをとても誇りに思っている」「最高の家族で最高の誕生ぶいだ。電話をもらって嬉しい。ありがとう」と子どもたちに話す声も入っている。ラブがケーキを食べようと顔を近づける様子を見てクインシーは「ラブがパパのケーキを全部食べようとしている。だからパパの分のケーキはないよ」。ディディは「わかった、わかった」と答えている。先月子どもたちは声明を発表、父の無実を信じていることや家族が団結していることを表明していた。その気持ちは揺らいでいないよう。
ちなみに新聞「ニューヨークポスト」はディディの誕生日の食事のメニューについて情報を入手。拘置所の朝食はシリアルにフルーツなどだが、誕生日には特別に簡単なケーキが出されるという。ディディの食事にも付いてきたと報じられている。昼食はミートボールとパスタ、それにサラダ。夕食はチキンか豆腐のチャーハンにブラックビーンズとニンジン。ちなみに昼食は午前11時、夕食は午後4時である。彼の弁護士は先月「拘置所生活でディディにとって一番つらいのは食べ物だろう」と話していた。かつては高級ウォッカやシャンパンを片手に、取り巻きたちと盛大に誕生日を祝っていたディディ。それがパスタとチャーハンに変わるとは、転落のほどを改めて感じさせる。