『少女殺人未遂』容疑 「特異な性癖」裁判で指摘された無期懲役服役中の男 18年前の事件で逮捕 なぜ今動き出したのか
■今後の捜査のポイント
当時は証拠が足りず検挙できなかったということだが、今後どのようなことがポイントになるのだろうか。 関西テレビ 神崎博報道デスク:捜査員の中でも、この事件はそもそも目撃が少ないとか、十数年前なので今ほど防犯カメラがあるわけじゃないので映像があるわけでもない。凶器の問題であるとか、客観的証拠があまりにも少ないので、今回逮捕はしましたけれども、本当に起訴にいけるのか。もし起訴したとしても、裁判が維持できるだけの証拠があるのかどうか。そこが一つポイントになると思います。 菊地幸夫弁護士:当初否認だったものが、今ある程度自白しているということですから、自白を補強する証拠があるのか。法律上、自白だけでは有罪にできません。あとその自白の内容が捜査本部しか把握していない、一般に公表されてない、いわゆる『秘密の暴露』というような、犯人しか知り得ないような情報がそこに含まれているかどうか。そのようなところがポイントになってくるんだろうと思います。 捜査の進展が待たれます。 (関西テレビ「newsランナー」 2024年11月7日放送)
関西テレビ