国際競争に勝つための取り組みに期待=日産・ホンダの協議で官房長官
Shiho Tanaka [東京 18日 ロイター] - 林芳正官房長官は18日午前の会見で、日産自動車とホンダが経営統合に向け協議しているとの報道に関連し「国際競争に勝ち抜くための取り組みを講じていくことが期待される」との見解を示した。 事情を知る関係者によると、両社は持ち株会社設立に向け協議を行っており、持ち株会社の傘下に入って技術などを持ち寄り協力を深めることを検討している。 林官房長官は個別の企業への直接的なコメントは控えるとしつつ、「GX、DXなどの技術の進歩や電動化の進展など、自動車産業を取り巻く競争環境が大きく変化をする中で、わが国企業がこうした変化に対応して国際競争に勝ち抜くための取り組みを講じていくことが期待される」と述べた。