大正5年生まれ108歳“市内最高齢” 長生きの秘訣は「バランスの取れた3食」 今の楽しみは「編み物」
きょう9月16日は「敬老の日」です。長野県駒ケ根市では、市内最高齢108歳の女性のもとを市長が訪問し、お祝いしました。長生きの秘訣は「バランスの良い食事」だそうです。 駒ケ根市・伊藤祐三市長: 「おめでとうございます」 駒ケ根市最高齢・北沢福寿さん(108): 「ありがとうございます」 駒ケ根市の伊藤市長の訪問を受けた北沢福寿さん。大正5年1月生まれの108歳。市内最高齢です。 駒ケ根市最高齢・北沢福寿さん(108): 「こんな幸せはありません、ありがとうございます」 2024年5月から高齢者施設に入所していますが、100歳を過ぎるまで畑仕事をしていて、2023年までは杖を使って歩いていたそうです。 長生きの秘訣はー 北沢福寿さん: 「バランスの取れた3食、いろんなものを集めて食べた方がいいんじゃないかな」 結婚後まもなく夫を戦争で失った福寿さん。家族と支え合って農業にいそしみながら2人の子どもを育ててきました。子どもが自立してからは一人暮らしが長かったそうです。 長男・邦夫さん: 「自分の生活を、自分でうまく律していたのかなと思います。ありがたいことだし、本人の命の限りしっかりまだ生きていただきたいなと」 今の楽しみはー? 北沢福寿さん: 「今はね編み物したりね、子どもたちにどんなものでも編んででやると喜ぶもんでね。『ばあちゃん、ありがとう』ってね」 駒ケ根市・伊藤祐三市長: 「100歳のお祝いです」 高齢者施設の入所者: 「誰?」 駒ケ根市・伊藤祐三市長: 「はつみさんが100歳」 高齢者施設の入所者: 「100歳?そんなになったの?(笑)」 同じ施設では今年6人が100歳を迎えました。駒ケ根市の100歳以上は、9月1日現在で50人だということです。
長野放送