巨額横領事件の濡れ衣を着せられ、自身の死まで偽装された男が復讐を誓うクライム・サスペンス 映画『DEADMAN 消された男』
実際の事件に対する膨大な調査をもとに、「名義貸し」の取引犯罪を鋭く描く韓国映画『DEADMAN 消された男』。この度、本作の予告映像が公開された。 監督は『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞を受賞したポン・ジュノ監督の出世作『グエムル -漢江の怪物-』の脚本を共同執筆したハ・ジュンウォン。初監督作のテーマに選んだのは、会社を運営するために必要な名義だけを貸し出し、実際の経営には参加しない書類上の代表を指す言葉「雇われ社長」の実態。 主演は、『お嬢さん』『毒戦 BELIEVER』『警官の血』など作品ごとに全く違う顔を見せ、韓国映画には欠かせない存在、チョ・ジヌン。政治コンサルタントで主人公を助けるシム女史に「夫婦の世界」のベテラン女優キム・ヒエ、父親の死の原因となった主人公を追うコン・ヒジュ役をイ・スギョンが熱演する。 今回公開された予告映像は、人生の崖っぷちに立たされたイ・マンジェ(チョ・ジヌン)の姿が映し出される。彼は、生き延びるために自分の名前を売り、雇われ社長となる。しかし、一夜にして1000億ウォンを横領した濡れ衣を着せられ、存在を消された男「デッドマン」になるまでのスリリングな過程が描かれていく。 そして、そんな彼の前に、政治コンサルタントであるシム女史が現れ、彼を救い出す。失った名前と人生を取り戻そうと復讐を誓うマンジェ、彼を利用して政治の流れを変える計画を立てるシム女史、そして父の死を償わせるためマンジェの後を追うコン・ヒジュ。横領事件をきっかけに結ばれた3人はそれぞれの目的のためにその黒幕を探るが‥‥。 映画『DEADMAN 消された男』は、2024年10月18日(金)より全国ロードショー。
otocoto編集部