最近、YouTubeばかり見ているのでテレビを手放そうか検討中です。手放した場合、年間でどれだけ電気代を節約できますか?
近年、YouTubeばかり見てテレビを見る機会が減っている方も多いのではないでしょうか。スマホやタブレットでYouTubeを見るほうが多い方は、テレビを手放したほうが電気代の節約につながるのではないかと考えている方もいるかもしれません。 そこで本記事では、YouTubeばかり見ている方がテレビを手放した場合、年間でどれだけ電気代を節約できるのかについてご紹介します。
年代別テレビの保有率
LINEリサーチが行ったテレビなどのデバイスの保有率のアンケートによると、テレビの保有率は全体で9割でした。しかし、年代別に見ると30代以降では9割を超えているのに対し、10代、20代で8割台となります。 また、「単身世帯」の10代、20代では「パソコン」が「テレビ」の保有率を上回る結果になっていることから、若者世代のテレビ離れが加速している傾向があることが分かります。
テレビを手放した場合、年間でどれだけ電気代が節約できる?
総務省が公表している「メディアの利用時間(平日)」によると、テレビの視聴時間の平均は約135分でした。それを踏まえて、今回は以下の条件で電気代の計算を行います。 ・視聴時間:2時間 ・消費電力:270ワット(4K有機ELテレビ65型) 電気単価は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている31円/キロワットアワー(税込み)とし、計算する際は以下の式に当てはめて計算します。 ・電気代=消費電力量(ワット)÷1000×視聴時間×電力量料金(円/キロワットアワー) 上記の式に当てはめると、電気代は約17円かかります。仮に毎日2時間テレビを見ると年間で約6000円かかる計算になります。
スマホでYouTubeを見る場合にかかる費用
スマホでYouTubeを見るだけでは電気代はかかりませんが、スマホを充電するために電気代がかかります。スマホの充電はバッテリーの容量や劣化度合いにもよりますが、1回で約0.4円とされています。 テレビの電気代と比べると家計を圧迫するような金額ではないため、それほど過敏になる必要はないでしょう。毎日1回フル充電しても、1年間で146円程度となります。また、YouTubeは基本的に無料で視聴できるため、毎月の固定費なども必要ありません。