上田綺世の序列はどうなる? 昨季23ゴール決めたフェイエノールトのエースは「具体的なオファーなどは何もない」
ビッグクラブへの移籍も噂されたが……
昨夏よりオランダのフェイエノールトに在籍する日本代表FW上田綺世には、強烈なライバルがいる。昨季エールディヴィジで23ゴール6アシストを記録したメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスだ。 フェイエノールトではヒメネスが絶対的な1番手であり、上田はバックアッパーからのスタートだった。 そのヒメネスには、昨季途中より複数のビッグクラブが関心を示しているとの話題があった。エールディヴィジで得点王を争うような選手は人気を集めるものだ。ただ、現在もヒメネスの移籍は成立していない。 昨季は前半戦こそゴールを量産したものの、後半戦にトーンダウンしたところがある。それも影響しているかもしれないが、ヒメネスもまだ具体的な話はないとコメントしている。 「他のクラブからの関心はあるようだけど、具体的なオファーなどは何もない。だから僕は今、ここに集中するんだ。クラブとはまだ契約も残っている。ここにいる最後の日までクラブのために全力を尽くすつもりだ。次のステップに進む準備ができているかどうかを知っているのは神だけだ」(『Voetbal Primeur』より)。 仮にヒメネスが残る場合、上田にとっては厄介だ。当初はヒメネス退団に合わせて上田がフェイエノールトの1番手FWになるとのプランもあったが、果たしてフェイエノールトFW陣の序列はどうなるか。
構成/ザ・ワールド編集部