フジ「ワイドナショー」と「だれかtoなかい」来春3月終了「番組の役目を終えた」という声も
フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)と「だれかtoなかい」(毎週日曜午後9時)が来春3月をもって終了することが12日、分かった。 「ワイドナショー」は、普段スクープされる側の芸能人が、個人の見解を話しに集まるワイドショー番組をコンセプトとした情報番組。13年から深夜帯に放送が始まり、枠移動を経ながら現在の放送時間に定着。放送当時から松本人志(61)がレギュラーコメンテーターを務めていたが、22年から隔週出演となり「だれかtoなかい」の放送開始に伴い23年3月末に番組を卒業していた。 「だれかtoなかい」は2回の特番を経て、23年4月から「まつもtoなかい」の番組名で放送。中居正広(52)と1月末までMCを務めていた松本が「会わせたい」と思う著名人2人をマッチングさせ、対面トークやパフォーマンスを行う番組。松本の芸能活動休止以降は番組名を現在の名にリニューアルし、二宮和也(41)やムロツヨシ(48)が中居とともにMCを担っていた。 両番組の放送終了について、業界関係者は「だれかtoなかい」の視聴率の低下を指摘。同局は「新しいカギ」「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」など、人気番組が週末に集中しており「土日が好調の中で視聴率の低下が目立ってしまったのでは」と、幕引きの背景を推察した。「ワイドナショー」については「長年放送し、番組の役目を終えたのでは」という声も上がった。 フジテレビは「改編の詳細に付いてはお答えしておりません」と回答した。