清水寺 温かな光包む 長野県東筑摩郡山形村開村150年でライトアップ
長野県東筑摩郡山形村清水(きよみず)高原の清水(きよみず)寺で26日、約10年ぶりとなるライトアップが始まった。約500個のLED(発光ダイオード)キャンドルで参道や本堂が彩られ、雪景色が広がる境内が温かな雰囲気に包まれている。28日まで午後4~7時に点灯する。 今年迎えた開村150周年を記念した企画で、開村140周年の10年前に同寺で行われたライトアップイベントを復活させる形で実現した。初日は高原の別荘地に暮らす人や写真愛好家らが訪れ、幻想的な景色を楽しんだ。発案した寺管理人の岡上真梨さん(43)は「村の皆さんにとって特別な存在の清水寺で村の歩みや活力を未来につなぐ企画ができれば」と願っている。 境内にある文化交流施設・あららぎの庄には、村内の小学生と大人が和紙などで手作りしたランプシェード付きキャンドルが飾られている。
市民タイムス