【MLB】菊池雄星が6回5安打1失点の好投で「不敗神話」継続 アストロズがエンゼルス4連戦の初戦を制す
【エンゼルス1-3アストロズ】@ミニッツメイド・パーク
日本時間9月20日、アストロズは本拠地ミニッツメイド・パークでのエンゼルス4連戦がスタート。その初戦は1対1の同点で迎えた8回裏に2点を勝ち越して3対1で勝利し、地区優勝へのマジックナンバーを1つ減らして「5」とした。アストロズ先発の菊池雄星は6回5安打1失点の好投を見せ、3番手のブライアン・アブレイユが3勝目(3敗)、4番手のジョシュ・ヘイダーが32セーブ目を記録。エンゼルス4番手のライアン・ミラーは決勝打を浴び、メジャー初黒星(0勝)を喫した。 【動画】アストロズの菊池雄星が9つの三振を奪う テイラー・ウォードに25号先頭打者アーチを浴びた菊池だったが、その直後の一死1・2塁のピンチを切り抜けると、2回以降は安定したピッチングを披露。アストロズは4回裏無死1・3塁からビクター・カラティニのタイムリーで同点とし、試合は1対1のまま終盤に突入した。8回裏、アストロズは3つの四球で二死満塁のチャンスを迎え、ジョン・シングルトンが2点タイムリー二塁打を放って勝ち越しに成功。9回表を守護神ヘイダーが三者凡退に抑え、3対1で4連戦の初戦を制した。 勝利投手にはなれなかった菊池だが、6回101球を投げて被安打5、奪三振9、与四球1と安定したピッチング。失点はウォードの先頭打者アーチによる1点だけだった。チームは終盤に勝ち越して勝利を収め、菊池が移籍後に登板した9試合は全勝。菊池の「不敗神話」は今日も継続された。移籍後の菊池は9度の先発登板で5勝0敗、防御率3.00と期待通りの活躍を見せており、シーズン通算の防御率も4.19まで向上している。次回登板で2年連続の2ケタ勝利達成なるか注目される。