JR三ノ宮駅に「昇降式ホーム柵」設置へ 2019年秋ごろ予定
駅のホームの安全性向上にむけJR西日本は9日、JR神戸線の三ノ宮駅(神戸市中央区)の2、3番のりばに「昇降式ホーム柵」を設置すると発表した。 【拡大写真付き】改良・試験が進む駅のホームドア。ロープなど「次世代型」も
ホーム柵は高さ1.3メートル、最大開口8.5メートル
同社によると、駅のホームにおける安全性向上を重要な経営課題ととらえており、ハード面、ソフト面から様々な取り組みを実施しているという。今回はそのハード対策として、ホーム柵の整備を進めている。 今設置される三ノ宮駅ののりばには、主に快速、普通列車が発着。ホーム柵は高さ約1.3メートル、最大開口は約8.5メートル。柵の長さは約240メートルで、使用開始は2019年秋ごろの予定となっている。 同社は今後も、乗降10万人以上の駅や同じ程度の優先的な整備が必要な駅のホーム柵整備を進めていく。また、2022年度までに、山陽新幹線、大阪環状線、JR京都線、JR神戸線などの35駅、計90のりばを整備または整備着手していくとしている。