【子ども連れ去り】その実態「居場所がわからない苦しみ」突然家から閉め出された女性 元夫は虐待を主張...女性は親権を得られず「こんなことがまかり通るのは絶対におかしい」
「彼が今何に興味を持ちどんな疑問を持っているのか知りたい」
ジェフリーさんは元妻と2008年に離婚。その裁判で、元妻はアルコール依存症などの兆候が認められ、いわゆる親権者はジェフリーさん単独となった。しかし…。
(ジェフリー・モアハウスさん)「元妻は長男を日本に連れていくことが許可されていませんでした。しかし彼女はアメリカの裁判所での合意を破ったのです」 裁判所の命令を破り、長男を日本へと連れ去ったのだ。それから14年、長男が今どこでどう過ごしているかさえ何もわかっていない。 (ジェフリー・モアハウスさん)「私の長男の記憶は6歳半までで遮断されていて、その記憶は映画のように頭を駆け巡っています。私は彼が今何に興味を持ち、どんな疑問を持っているのか知りたい。もし警察が彼を見つけ、私と会うことに彼が興味を示してくれたら、私はすぐに次の日本行きの飛行機に飛び乗っているでしょう」 後日、警察はジェフリーさんの長男を見つけ、長男に確認を取ったが、長男はジェフリーさんと会うことは望まなかった。 国内だけにとどまらない子どもの連れ去り問題。理不尽な変化を強いられる子どもたちは何を思うのだろうか。 (2024年3月20日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特命取材班スクープ』より)