「羽」の追加でさらにスポーティに! ヤマハ「YZF-R1/YZF-R1M」2025年モデルを米国で発表
進化を遂げたヤマハのフラッグシップモデル
ヤマハは、大型モデル「YZF-R1」「YZF-R1M」の2025年モデルを米国で発表しました。 【画像】カーボンの「羽」が強烈! ヤマハ「YZF-R1M」2025年モデルを画像で見る(37枚)
1998年より欧州仕様の販売を開始し、2009年より国内仕様が発売されたYZF-R1は、クロスプレーン型クランクシャフトを備えた排気量997cc(米国では998cc表記)の水冷4ストローク・DOHC・直列4気筒エンジンを搭載するヤマハのフラッグシップモデルです。
YZF-R1シリーズの2025年モデルではヤマハがMotoGPで使用する「YZR-M1」でも採用されているカーボンファイバー製のウイングレットを新たに追加。ダウンフォースを増やすことで優れたシャーシ安定性と、ブレーキング時やコーナリング時のフロントエンドの感触を向上させています。
標準モデルとなるYZF-R1においては、これまでの優れたハンドリング性能はそのままに、ブレンボ製Stylemaモノブロックフロントブレーキキャリパー、再設計されたKYB製フロントサスペンションを搭載。左右のフォークチューブの個別のアジャスターにより、プリロード、高速および低速圧縮、リバウンド調整など、幅広い調整が可能になり、正確なダンピング制御が可能となっています。
また、上位グレードのYZF-R1MにおいてはIMU(慣性計測ユニット)からのデータを集約し前後のダンピングをリアルタイムで調整するオーリンズ電子レーシングサスペンションやGPSデータロガーを搭載。 ポリッシュ仕上げのアルミスイングアームやリリアル番号も備えられています。 なお、2025年モデルのYZF-R1では、チームヤマハブルー、マットレイヴンブラックの2色、YZF-R1Mはカーボンファイバーカラーが用意されており、価格は1万8999ドルからとなっています。
バイクのニュース編集部