臨海副都心で自動運転サービス モネ・テクノロジーズ、24年度後半開始へ
ソフトバンクとトヨタ自動車が共同出資して2019年に設立した合弁会社モネ・テクノロジーズは28日、東京臨海副都心の公道で、自動運転技術を用いた移動サービスを24年度後半に開始すると発表した。 【関連写真】車両ラッピングデザインのイメージ トヨタ自動車のミニバン「シエナ」をベースに、モネが調達した車両2台を使用して、運転者が補助的に乗車する自動運転レベル2の移動サービスを提供する。 24年度中は乗車運賃は無料で、モネがオンデマンドサービス向けに提供するアプリ「MONET」で乗車予約できる。乗車定員は運転手を除き5人。時速40キロメートル未満で走行する。 将来的には、さまざまな配車アプリから自動運転車両の乗車予約をできるようにするほか、数十台の自動運転車両を遠隔で監視するシステムを開発し、車両の台数やサービス提供エリアを拡大する予定。
電波新聞社報道本部