「まさか分校にまで…」全校児童3人の山内東小犬走分校に大谷翔平グラブが届く
米大リーグの大谷翔平選手が日本の小学生に贈ったグラブが1月22日、武雄市山内町の山内東小犬走分校にも届いた。グラブは三つあり、同分校は1、2年合わせて3人しかいないため、全校児童がグラブを手にすることになった。 3人とも野球は初体験だが、大谷選手の活躍はニュースを通じて知っており「野球を始めてみたい」「ボールをキャッチできたら面白い」と興味津々の様子。グラブが届いて以来、昼休みはほぼ毎日グラウンドでキャッチボールを楽しんでいる。 本校の児童は180人いるため、大谷選手のグラブは学年ごとに交代で使っている。3人の担任の夏秋思映理教諭(25)は「まさか分校にまで届くとは思わなかった。グラブをきっかけに夢をかなえられるように成長してほしい」と目を細めている。(澤登滋)
澤登滋