小池百合子氏 当確の報受け「結果に重み感じ、邁進したい」
THE PAGE
東京都知事選に立候補していた元防衛相の小池百合子氏は31日夜、当選確実の報を受け、東京都豊島区の選挙事務所で、「全てのお支えいただいた皆さまに感謝いたします。結果の重み感じながら都政に邁進していきます」と喜びの声をあげた。
小池氏は「これまでにない選挙活動だった。SNSなどを活用し、どんどんどんどん私を支えてくれる人の輪が広がっていった。選挙は往々にして悲しいというか悲惨というか、それを訴えるものが多いが、逆に楽しい選挙をさせていただいた」と選挙戦を振り返った。その上で「これまでにない都政、これまでに見たことがないような都政を皆さまとともに進めていきたい」と訴えた。 さらに「女性も男性も、子どもも大人も、お年寄りもそして障害をもった方々も、みんなが輝ける東京を、ということを訴えてきた」と語った。 事務所には自民党の若狭勝衆院議員や、同党の元総務会長、笹川尭氏、アルピニストの野口健さんらが駆け付けた。午後8時の投票締め切りと同時に出た当選確実の報。「おお」「早いね」などの声が飛び交い、事務所内は一瞬にして歓喜の渦に包まれた。約5分後には小池氏が事務所に姿を現し、支援者らと喜びを分かち合った。 小池氏は64歳。テレビキャスターの経歴があり、政界入りしてからは環境相、防衛相などを歴任。今回の選挙では自民党都連に推薦願を出したが、その後取り下げた。