韓国「女子大学生の虚偽映像」共有事件、警察が捜査開始
【08月22日 KOREA WAVE】韓国・仁川(インチョン)の大学で女子学生のディープフェイク合成動画が共有されていた疑いが浮上し、警察が捜査を開始した。 仁川警察庁サイバー捜査隊は、この事件に関連して虚偽の映像物を編集・配布したとして、ある投稿者を性暴力処罰法違反の疑いで立件している。当初、警察は2人の人物を容疑者として特定したが、そのうち1人に対する捜査では有力な証拠が見つからなかったとされる。 容疑者たちは2020年からテレグラムなどのメッセージアプリでグループチャットを運営し、虚偽の映像を拡散していた疑いがある。この映像の被害者は昨年、仁川市内の警察署に告訴状を提出し、大学側も今年2月に警察に捜査を依頼したことが明らかになっている。 当時このグループチャットには1000人以上の参加者がいたとされ、大学側はさらに被害者が存在するかどうか内偵している。 警察関係者は「現在も捜査中であり、詳細な内容は明かせない」とした上で「容疑者の1人が無罪と確定したわけではなく、デジタルフォレンジック(電子的証拠収集)に関する情報も確認できない」とコメントしている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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