現場代理人を書類送検へ 地下駐車場でCO2噴出、5人死傷 警視庁
東京都新宿区のマンション地下駐車場で2021年、天井の張り替え中に二酸化炭素(CO2)が充満し作業員5人が死傷した事故で、警視庁捜査1課が7日、業務上過失致死傷容疑で、作業を請け負った「株木建設」の社員で現場代理人の男性(60)を書類送検することが捜査関係者への取材で分かった。 事故は21年4月15日に発生。下請け業者を含む男性作業員6人が地下駐車場で作業していたところ、消火設備からCO2が噴出した。4人がCO2中毒で死亡、1人が意識不明の重体となり、残る1人は自力で避難して無事だった。