暴力団追放府民大会に1千人 大阪の組員半減も「予断許さぬ情勢」
暴力団の排除を目指す「暴力団追放府民大会」が1日、大阪市天王寺区の大阪国際交流センターであった。大阪府警と、府暴力追放推進センターが主催し、今年で33回目。府民や企業関係者ら約1千人が参加した。 【写真】カタギになった男性の半生は 府警の岩下剛本部長は、指定暴力団の山口組や神戸山口組と対立する絆会が昨年、大阪市に本部事務所を移転したことや、山口組分裂から今年で9年になることなどを説明。「対立抗争は、府民生活の大きな脅威と言わざるをえない。引き続き予断を許さない情勢だ」と述べた。 府警によると、府内の暴力団は9月末時点で約120組織ある。組員らは約1260人で、5年前から半減したという。
朝日新聞社