<来週の虎に翼>伊藤沙莉“寅子”は岡田将生“航一”と星家で暮らし始める…一方、女性法曹の労働環境について思案する
伊藤沙莉が主人公を務める連続テレビ小説「虎に翼」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。第22週となる「女房に惚れてお家繁盛?」が8月26日(月)より放送される。 【写真】沈んだ表情の航一(岡田将生)に話し掛ける寅子(伊藤沙莉) ■「虎に翼」とは… 同作は、日本で初めての女性弁護士の一人で後に裁判官となった三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリー。昭和の初め、女性に法律を教える日本で唯一の学校へ入学し法曹の世界に進んだ、伊藤演じる主人公・佐田(猪爪)寅子。出会った仲間たちと切磋琢磨しながら困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開く姿を描く。 ■第22週「女房に惚れてお家繁盛?」あらすじ 第22週では―― 昭和31(1956)年。寅子(伊藤沙莉)と優未(毎田暖乃)は星家で暮らし始めるが、航一(岡田将生)の長男・朋一(井上祐貴)、長女・のどか(尾碕真花)とはまだぎこちない雰囲気が漂っていた。そんな中、百合(余貴美子)が家事全般をほぼ一人で引き受けていることに疑問を感じた寅子は、つい朋一とのどかに苦言を呈してしまう。 一方、地裁では判事補・秋山(渡邉美穂)が予期せず妊娠したことを寅子に相談する。そして秋山の件をきっかけに女性法曹の労働環境をより良くしたいと考えた寅子は“意見書”をまとめ、桂場(松山ケンイチ)に提出する。 ――という物語が描かれる。 ■第22週予告動画 公式ホームページ掲載の予告動画は、「君はいつになったら学ぶんだ」という桂場の声で始まる。続いて寅子の「目の前にある問題を、次の世代にそのまま先送りにしていくのが苦しいんです」という声を背景に、職場で桂場が寅子に資料のようなものを差し出す場面、甘味処“竹もと”によね(土居志央梨)、轟(戸塚純貴)、梅子(平岩紙)らが勢ぞろいし拍手する姿、判事補・秋山が涙を流しその背中をさする寅子の姿が映し出される。 次の場面では朋一が「母親面はやめてください」と口にし、さらにはのどかが「どうしても好きになれないの。この人たちが」と苦しそうな表情を見せる。また優未の「私が勝ったら正直に話してほしい」という言葉に続いて「私が勝ったら、私は家を出る」とのどかが話し、星家の居間でマージャン卓を囲んでいるシーンが流れる。 そして、航一の「やりましょうか」という声と真剣な表情が映り、最後には寅子の「何でマージャン?」との一言で動画は幕を閉じる。 日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・佐田(猪爪)寅子の人生に、この先さらにどんな展開が待ち受けているのか注目が集まっている。