ウミガメ飼育員が「浮気現場に遭遇したような気持ちに」どういう状況!?カメが反応するのは…
「カメたちは飼育員さんを認識し、なついたりするのか」 という内容の「お客様(来場者)の質問」に 「飼育員の制服と同色の服を着た人は〝皆エサを運んでくれる人〟と思っているようでカメが反応することがあり、そのような光景を目撃すると浮気現場に遭遇したような気持になります」 という内容を「飼育員の回答」に記した質問用紙が「X」で話題になりました。 【写真】「カメたちは飼育員さんのことを認識しているのですか?」の回答が話題に このやりとりを見た人たちからは、 「服で選別しているんですね」 「だとすると飼育員さんみたいな服を着ているお客さんにも寄ってきてくれる…亀にファンサを貰いたい人の服装は…」 などの声が届いています。 「質問用紙」の画像をポストしたのは「道の駅ウミガメ公園」(@umigame_kouen)のアカウントです。「道の駅ウミガメ公園」(三重県南牟婁郡紀宝町)は全国で唯一、ウミガメの保護施設を併設する道の駅で、野生で傷付いたウミガメの保護や野生復帰、繁殖にも取り組んでいます。入場無料の施設内ではウミガメをはじめとしたカメ類約20種を見学することができます。 「カメ『ヒトの顔は分からんが食事と共に現れる服の色ぐらいは覚えとる』」 というコメントに 「飼育員がランダムな色の服で毎日ごはんを与えたら顔も覚えてくれると思います!」 と答える同園の飼育スタッフさんに詳しい話をお聞きしました。
目撃するたびに『あ...』となる
――この「質問コーナー」は館内のどこに? ウミガメ達が泳いでいる飼育棟の掲示板に回答と質問箱を設置しており、どなたでも質問を記入することができます。質問の内容はカメの事がほとんどです。 ――「目撃後」のモヤモヤは引きずりますか? 引きずることはありませんが見るたびに『あ...』となります。
「カメは何故カメというのか?」という質問も
――印象に残っている質問などはありますか? 「カメは何故カメというのか?」という質問は僕自身考えたこともなかったので印象に残っています。知らないことを調べるいい機会になるのでこのような質問は非常にありがたいです。 ◇◇ ちなみに「カメは何故カメというのか?」という質問について、飼育員さんは以下のように答えています。 「カメはなぜカメというのか皆さんご存知でしょうか? 由来のひとつに、河から目が出ているため「河目→かめ」となった説があるそうです。昔の人が目をつけるだけあって、水面から顔を出す姿は愛らしいですよね~」 この他にも、「掃除中どうしても移動して欲しい時に出るウミガメ砲」や、「子ガメを手のひらに回収」する様子、そして「保護していたウミガメが海に帰っていく姿」など楽しくてためになるポストが同園のタイムラインには日々投稿されていますので、興味ある人はチェックしてみてくださいね。 (まいどなニュース特約・山本 明)
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