増殖しすぎてドローンで全体を映せない 数ヶ月でダムの水面を覆いつくした緑の正体は「特定外来生物」【MRTニュース2024を振り返る】
では対策はあるのだろうか。 山口教授によると、こうした植物は根絶させるのではなく、人や野生生物、産業に 影響を及ぼさない程度に、低い密度でコントロールするという考え方が世界的に定着しているという。 (南九州大学環境園芸学部・山口健一教授) 「雑草の場合は雑草種によって繁殖の方法がかなり大きく異なります。したがって市民の方が、いつもは見慣れない雑草が急激に増えているようというようなところを見かけられたらぜひ、市町村とか県、あるいは河川管理事務所のようなところにお知らせをしていただけると良いと思います」 県では、これまで人力でウキクサの除去を行ってきましたが、2キロ以上に及んでいるため効率的な除去方法を検討中だということです。 また、ボタンウキクサを持ち帰ったり育てたり販売することは法律で禁止されています。
宮崎放送