GW最終日の賑わい 海外から帰国した人「免税店で買う気になれなかった」 新幹線“乗車率200%”の懐かしい80年代映像も
屋上遊園は来年の春にリニューアルオープンする予定で、子どもたちは一時の別れまで、心ゆくまで楽しんでいました。 ■“海外旅行帰国組”「免税店買う気にもならなくて…」 ゴールデンウィーク中のお財布を直撃したのが、記録的な「円安」です。6日午前、帰国ラッシュのピークを迎えた中部空港で伺うと、皆さん旅先で「円安」と「物価高」を身にしみて感じたようで… (シンガポールに旅行) 「とりあえず免税店を巡ろうと思ったが円安なので、買う気も起きなくて」 (グアムに旅行) 「日本だと1000円台のものが、グアムだと3000円ぐらいするのでびっくりしました。料理1皿20ドルぐらい。1人1皿3000円くらい」 ゴールデンウイーク期間中の国際線利用者の予約はおよそ10万1000人で、去年の同じ時期のおよそ1.85倍ですが、コロナ禍前の2019年と比べると半分程度にとどまりました。 ■新幹線乗車率 200%が当たり前だった80年代のGW かつてはゴールデンウィークともなると。 (アナウンサーリポート 1985年5月) 「名古屋駅の新幹線上りフォームです。大変な人となっています。これだけ、混んだのは、年末年始やお盆でもないのではないでしょうか。列車内の通路やデッキの方にまで人があふれているといった状況なんです。子ども連れなんかのお父さん、お母さんはぐったりしているような感じがしますね」 今から39年前、1985年のゴールデンウイークでは、新幹線の乗車率200%が当たり前。自由席には立って乗り、押し合いながら、目的地を目指したものでした。 そして、日本初上陸のコアラをひと目見ようと、名古屋市千種区の東山動物園もこの混雑。そして、GWの恒例と言えば、三河湾でのアサリの潮干狩り。80年の映像です。家族総出で干潟に集まりました。 雪山には数え切れないテントの数です。かつてのゴールデンウィークと言えば、とにかくどこに行っても、人!人!人!コロナ禍も終わり、活気を取り戻しつつある中、この熱気が戻ってくるのはいつになるのでしょうか。
CBCテレビ