データセキュリティー保護のCohesity、Veritasのエンタープライズデータ保護事業を統合 世界最大のデータ保護ソフトウェアプロバイダーに
データ管理とデータセキュリティーを提供するCohesityは12月11日、Veritasのエンタープライズデータ保護事業を統合すると発表した。それによってCohesityは、世界最大のデータ保護ソフトウェアプロバイダーとなるとしている。Cohesityは現在、12000社以上の顧客にサービスを提供しており、数百エクサバイトに及ぶデータを保護している。CohesityとVeritasのデータ保護事業が統合することにより、クラウドサービスプロバイダ―やで^他セキュリティー業界において、業界最大級のエコシステムが誕生したことになるとしている。クラウドを活用したAI駆動型のデータセキュリティーサービスなどが提供できるようになるという。 Cohesityは、今回の統合によって、データ保護企業としては最も早く、年商15億ドル(約2100億円)を達成したという。 Cohesityは、NVIDIAなどの主要パートナーから支援を受け、データ保護の枠を超えたサイバーレジリエンスの実現を目指すとしている。 CohesityのCEO兼社長であるサンジャイ・プーネン氏は「今回の統合は、世界中のデータを保護し、インサイト機能を提供することを使命とするCohesityの11年の歴史における大きなマイルストーンだ。Cohesity のスケールアウトアーキテクチャや強力な生成 AI、セキュリティー機能、そしてVeritas社の幅広いワークロードサポートと広範なグローバルフットプリントを組み合わせることにより、顧客とパートナーは、これまで以上にデータから多くの価値を引き出すことができる。私たちは 『お客様最優先』というコミットメントを堅持し、両社の既存製品を今後も長期にわたってサポートしていく。この新たなチャプタースタートするにあたって、私たちは、差別化されたAI機能を備えたデータセキュリティーにおいて世界の最有力な選択肢となるべく、業界を牽引するサイバーレジリエンス革新の推進に邁進する」と話している。
日本ネット経済新聞