宮田離脱の体操女子、初練習 代わりの主将置かず
【パリ共同】飲酒、喫煙問題で宮田笙子(順大)が代表を辞退したパリ五輪の体操女子日本チームが20日、パリ郊外で初の公式練習に臨み、岸里奈(戸田市SC)ら初出場の4人が軽めに調整した。選手の取材対応はなかったものの、練習後にリラックスした表情で写真撮影に応じた。 日本体操協会の田中光女子強化本部長は、宮田の辞退について「大会に集中したいのでコメントできない」と沈痛な表情。代わりの主将は置かない考えを示した。 辞退の理由や、通常1チーム5人で臨む団体総合を4人で戦わざるを得ない見通しを選手に説明したという。「淡々と聞いており、落ち着いて練習できている」と印象を語った。