アジア最高額クラブは? ACLクラブ市場価値ランキング14位。ダークホース!? “爆買い”のサウジ強豪と互角のバトル
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023/24の決勝トーナメントが幕をあけた。決勝トーナメントに進出した16クラブの中で、最も市場価値が高いクラブはどこなのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したACLの市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は2月19日時点。
14位:PFCナフバホール・ナマンガン(ウズベキスタン) 監督:サムヴェル・ババヤン 総市場価値:850万ユーロ(約11億9000万円) 最高額選手:オディルジョン・ハムロベコフ(120万ユーロ/約1億6800万円) AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフでアル・ワクラ(カタール)に勝利して本戦出場権を獲得したPFCナフバホール・ナマンガン(ウズベキスタン)が、総市場価値850万ユーロ(約11億9000万円)でランキングの14位につけている。クラブに在籍する選手は22名であり、これは決勝トーナメントを戦うクラブの中では最小人数だ。 その中で最高金額の市場価値を持つのが、今冬に国内強豪のFCパフタコール・タシュケントから移籍してきた守備的MFオディルジョン・ハムロベコフ(120万ユーロ/約1億6800万円)だ。ウズベキスタン代表でも中盤の要としてプレーし、AFCアジアカップ2023準々決勝のベスト11にも選出されたハムロベコフにかかる期待は大きいだろう。 また、注目選手は同じくウズベキスタン代表のMFジャムシド・イスカンデロフ(85万ユーロ/約1億1900万ユーロ)だ。司令塔として攻撃を牽引し、ACLグループステージでは6試合出場2ゴール3アシストの成績を残した。アシスト面での貢献が大きい選手だが高いシュート能力も持っており、グループステージのムンバイ・シティFC(インド)戦では見事なミドルシュートで先制点を奪った。 国内タイトルも1999年以来獲得したことがないナフバホール・ナマンガンは、今大会ではダークホースとしての位置付けである。サウジアラビア国内リーグの昨シーズン王者アル・イテハドとの第1戦は互いに枠内シュート1本と決め手を欠き、0-0のドローに終わった。昨夏に“爆買い”を行ったサウジ勢相手に、第2戦ではどのような戦いを見せてくれるのか注目だ。
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