佐々木朗希の新天地に米注目 ド軍有力、資金力を発揮できずも…「理に適う移籍先」のワケ
佐々木朗希の去就に米も注目
ロッテは9日、佐々木朗希投手についてポスティングによるメジャーリーグ(MLB)球団への移籍に向けた手続きを開始することにしたと発表した。MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は「ロウキ・ササキの移籍先の有力候補はどこだ?」として、移籍先予想を報じている。 【写真】大胆タンクトップが「美しい」 朗希と“比較”される剛腕のガールフレンドに反響 同記者は「ヨシノブ・ヤマモトの争奪戦が繰り広げられた去年のように、ササキは大金を得ることはない」と断言。理由は「25歳未満かつ、海外プロリーグでのプレーが6年未満の選手はMLBボーナスプールの制限を受け、契約に上限が設けられるからだ」としている。 フェインサンド記者によれば、ア・リーグの幹部は「(獲得を狙う)チームは小切手に最も高額なオファーを提示するだけでなく、自分たちを売り込まないといけない」と言及しているという。 記事では「ドジャースは昨オフにオオタニとヤマモトを獲得し、あっという間に日本で最も人気のあるチームになった。一方で、前回のWBCでササキはパドレスのダルビッシュと親しい関係性を築いた。パドレスにとっては、そのことがリクルート活動で有利に進むかもしれない」と注目されている。 同記者によれば「とある球団幹部はササキを獲得できる可能性のあるチームは、過去に日本人選手と契約したことのある西海岸に本拠地を構えるチームと予想した」と報じられおり、マリナーズ、ジャイアンツ、アスレチックス、ドジャース、エンゼルス、パドレスが西海岸に本拠地を構える。 また、「ササキの先発試合では数多くのスカウトが視察に訪れた。特にメッツ、ヤンキース、カブスは彼のスカウティングに労力を注いだ。とあるア・リーグの幹部はドジャースとパドレスが有利と予想しつつも、(獲得レースで)メッツもそれほど離れていないと言及した。MLBの全チームがササキをローテーションに加わえたいと思うだろう。複数の幹部が移籍先にドジャースとパドレスを挙げた。ナ・リーグの幹部も『一騎打ちではないが、恐らくこの2チームが最も理に適う移籍先』と、コメントした」と報じられており、去就に注目が集まるばかりだった。
Full-Count編集部