開催前にパーティーで交流 ヨロンマラソン出場者
鹿児島県与論島最大のイベント第31回ヨロンマラソン(同実行委員会主催)は24日の開催を前に23日、与論町砂美地来館で出場者を歓迎するウエルカムパーティーがあった。多くのランナーや来賓が来場し、交流を深めるとともに健闘を誓い合った。 大会は茶花を発着点にフルマラソン、ハーフマラソンの2種目が開催される。今年は全国各地から738人(フル222人、ハーフ516人)がエントリーした。 23日は島外からの参加者が続々と到着してパーティーに参加。郷土料理や黒糖焼酎のもてなしを受け、本番への英気を養った。 田畑克夫町長は歓迎のあいさつで、8日から9日にかけて発生した大雨災害に触れ、「大きなイベントをやっていいものかとの迷いもあったが、やはり前を向いて進んでいきたい」と話し、大会を支える出場者をはじめ協賛企業などへ感謝した。 ハーフに出場予定の村野秀雄さん(73)=岩手県=は「31回中4回来られなかった以外は大会に参加している。景色、人の温かさが魅力。大会で出会った友人も多く、毎回同窓会のような感じ。あすも楽しみたい」と笑顔で話した。
奄美の南海日日新聞