小学生からの兄弟バッテリー、先輩勝たせられず 悔しさ胸に直球磨く
(30日、第106回全国高校野球選手権愛知大会1回戦、豊野4―0犬山総合) 犬山総合の兄弟バッテリーは初回に2失点したが、二回以降は立ち直った。先発投手で兄の萩原大樹選手(2年)は直球が持ち味。捕手の弟拓実選手(1年)が配球を組み立てる。 【写真】第106回高校野球選手権愛知大会 先発した犬山総合・萩原大樹投手。弟の拓実捕手とバッテリーを組み、8回を投げた=2024年6月30日、刈谷、松本敏博撮影 バッテリーの結成は小学生の頃で中学でも組んだ。この日は立ち上がりこそ乱れたが、以降は兄弟の息をあわせ、計8イニングで9奪三振と粘りも見せた。兄の大樹選手は「僕らの力不足で先輩を勝たせられなかった。低めの直球を磨き、来年は弟とのバッテリーで勝ちたい」と話した。(松本敏博)
朝日新聞社