【ゴールデン・グラブ賞】楽天辰己涼介、メーク室で妻へ「僕と結婚してよかったですか?」
楽天辰己涼介外野手(27)が28日、都内で三井ゴールデン・グラブ賞の表彰式に出席し、妻の鈴木セリーナさんらへの家族愛を語った。 【写真】辰己涼介と妻の鈴木セリーナさん 4年連続4度目の受賞となった辰己は、スパンコールを使用した金色のスーツを着用し、顔面から髪の毛、指先、耳の穴まで金色に染め上げて登場。「2年前に上下ゴールドで来ますと約束したので。式典がね、少しでも盛り上がったらいい。個人的にはちょっと堅苦しいなっていうような印象があるんで、楽しかったらいいんじゃないかなって思ったんですけどね」と意図を明かした。 メーク室には妻のセリーナさんと23年1月に誕生を報告した長男も同席。1時間に及んだ準備時間の最中に、「僕と結婚してよかったですか?」とセリーナさんへ質問すると「こうなることはわかっていた」と返答があったという。 辰己は続けて「セリちゃんと結婚してよかったし、多分セリちゃんじゃなければ僕と結婚したいっていう人は多分出てこないと思うので。本当に奥さんに恵まれたなと思います」と感謝。愛息からの反応は「意外とこの格好しててもチュッチュしてくれるというか、寄ってきてくれるので。息子としての嗅覚が、こいつが父親だっていう認識をしてくれるのかな」と話した。 ◆辰己の衣装遍歴 21年の三井ゴールデン・グラブ賞初受賞時は上下濃紺のスーツだった。22年は「楽天×GG賞」にちなんで金色のジャケット、23年は「新郎」をテーマに上下純白のスーツで登場。ジャケットの内ポケットに着せ替え人形「リカちゃん」の双子の妹「ミキちゃん」を忍ばせ、「セリちゃんです」と妻のセリーナさんの名をあげた。今年のNPBアワードでは最多安打の表彰で、ちょんまげをつけたはかま姿、パ・リーグ新となる外野手シーズン最多刺殺397の特別表彰では19世紀イギリス・ロンドンの有名な連続殺人鬼「切り裂きジャック」を模した姿、ベストナインの表彰では甲冑(かっちゅう)姿で現れた。