昭和47年生まれの私 歌手・女優、西田ひかるさん 帰国子女が見た昭和「欽ドンの世界」 プレイバック「昭和100年」
デビュー初年から毎年夏、メディア関係者らを呼んでバースデーパーティーを開いていましたが、思いっきり仕事をして思いっきり遊ぶ時代。経費削減の今と違って海外ロケも予備日が多く、撮影が済めば遊ぶぞという雰囲気が、まさに「バブル」な感じでした。
結婚後、兵庫県西宮市に住んで18年。すっかり「日本ナイズド」されましたが、昭和を振り返ると、みんな同じ方向を向いていて今より多様性はなかったと感じます。帰国子女というだけで「アメリカンね」と特別視されるのが不思議でした。逆にネットもSNSもない不便さは良かったです。傷つきやすい10代で仕事を始めましたが、今と違って雑音のない環境でチャレンジできたのは本当にいい経験になりました。(聞き手 宮本尚明)
◇にしだ・ひかる 幼少期を米ロサンゼルスで過ごし、帰国後の昭和63年に「フィフティーン」で歌手デビュー。同時期にミュージカル「小公子セディ」にも主演した。平成3年に主演したテレビドラマ「デパート!夏物語」では主題歌「ときめいて」もヒット。14年5月に結婚し、その後は子育てをしながら歌手活動などを続ける。今年12月14日から29日にかけて大阪、名古屋、東京で上演される舞台「Thank you very マッチde SHOW『ギンギラ学園物語』」(構成・脚本・鈴木おさむ、演出・近藤真彦)にも出演する。
幼少期を米ロサンゼルスで過ごし、帰国後の昭和63年に「フィフティーン」で歌手デビュー。同時期にミュージカル「小公子セディ」にも主演した。平成3年に主演したテレビドラマ「デパート!夏物語」では主題歌「ときめいて」もヒット。14年5月に結婚し、その後は子育てをしながら歌手活動などを続ける。今年12月14日から29日にかけて大阪、名古屋、東京で上演される舞台「Thank you very マッチde SHOW『ギンギラ学園物語』」(構成・脚本・鈴木おさむ、演出・近藤真彦)にも出演する。