【BCディスタフ】米国現役最強牝馬ソーピードアンナのマクピーク師を直撃! 「来年はクラシックに出るかもね」
ケンタッキーオークスを含むGⅠ4勝を挙げ、アメリカ現役最強牝馬の呼び声高いソーピードアンナ(牝3、父ファストアンナ)。BCディスタフ(日本時間3日、ダ1800メートル)で日本馬の最大のライバルとなりそうな才媛について、管理するケネス・マクピーク調教師(62)=米国=を直撃した。 --現地時間27日にデルマー競馬場に到着。その後の様子は 「よくやっているよ。同じことの繰り返しだけど、毎日楽しんで調教に行っている。プレッシャーは感じない」 --前走のコティリオンSは苦しい競馬でも勝ち切った 「前日輸送で少しエキサイトするところがあった。バックストレッチで前を塞がれて、ジョッキーも私も焦ったけど、結局はあのような勝ち方をできたので、素晴らしい馬だと思う」 --ここまでGⅠ4勝。この馬の長所は 「どこからでも競馬ができて、いつも安定した走りをしてくれる。ご飯も残さず全部食べているし、精神的にも落ち着いているよ」 --牡馬相手のトラヴァーズSで僅差の2着。BCクラシックへの出走は考えなかったか 「サラトガ(トラヴァーズS)は3歳戦だからね。3歳牝馬が年上の牡馬と戦う必要はないよ。牝馬同士のディスタフの方が、はるかに競馬がしやすい」 --ディスタフにはアリスヴェリテ、オーサムリザルトの2頭の日本馬が出走する 「申し訳ないけど、あまり日本馬のことは分からないんだ。でもセレクトセールにはいつか行ってみたいね」 --ソーピードアンナの伸びしろは 「まだまだ良くなるし、今からワクワクしている。これからもレースで勝てるように調教を続けていくよ。来年はクラシックに出るかもね」