町民3割超の3500人が参加 南海トラフ巨大地震と大津波警報想定の防災訓練 三重・南伊勢町
総合防災訓練に町民の3割が参加=南伊勢町(三重テレビ放送)
南海トラフ巨大地震の発生と大津波警報の発表を想定した防災訓練が20日、三重県南伊勢町で行われ、町民ら約3500人が参加しました。 南伊勢町全域で行われた総合防災訓練には、町民の3割以上にあたる約3500人が参加しました。 訓練は、南海トラフを震源とするマグニチュード9クラスの地震が発生し、県南部で震度6強の揺れを観測、沿岸部に大津波警報が発表されたと想定して行われました。 町の防災行政無線で地震の発生と迅速な避難が呼び掛けられると、町民らはそれぞれに高台の避難場所へと避難しました。 避難所では、地区の代表者らが避難した住民の数を確認していました。 また、相賀浦地区では自衛隊による簡易担架のつくり方などの指導もあり、町民たちが角材と毛布を使った担架をつくり、搬送訓練に取り組みました。