〔special編2〕眉を内から外へお引越し!眉間が広がり明るい印象へ【ミモレ読者が長井テクで垢抜け】
ヘア&メイク長井かおりが、アップデートすると一気に垢抜けるメイクのテクニックを紹介しているこの連載。今回は、これまで紹介したテクニックを用いて、長井さんがミモレ読者の方を変身させるスペシャル編の第3弾です。 【写真で解説】眉が変わると顔全体の印象ががらりと変わる!
こちらがセルフメイク。メイク自体はとってもお上手です! お直しするとしたら、生えぐせ通りに描き、眉間狭め&角度が急な眉。眉間が狭く、眉の角度が急だと少しキツい印象に見られてしまう場合も。
こちらが、ご紹介したテクニックに従って、眉頭をコンシーラーで消して眉間を広げつつ、眉山以降は平行スライド描きしたメイクの仕上がり。眉が変わっただけで、印象ががらりと変わったのがわかるでしょうか。
剃ったり抜いたりしなくても眉の形はコンシーラーでコントロールできる!
今回、齋藤さんの眉は、以前ご紹介したこちらのテクニック 〔vol.35〕気づけば下がり眉になってない? 平行眉はスライド描きで作る!【大人の眉メイク】と、〔vol.32〕若々しく見える短め眉。眉尻ではなく“眉頭を消す”がポイント!【旬顔メイク術】をWで取り入れて眉を使ってお直ししました。基本の描き方やコスメ、ぜひ参考にしてくださいね! どうしても地眉の生え方に応じて眉メイクをしがちですが、形や角度など、バランスを見て調整すると一気に垢抜ける場合が多いです。 とはいえ、“大人の眉毛は抜かないで大切に! そして剃るとカット断面が太くなるので、薄く見せたい場合は要注意!”でもあります。そこで取り入れたいのがコンシーラー。 今回、齋藤さんの場合は眉間が狭く、眉の角度が急だったので、コンシーラーを眉頭と眉山~眉尻の上下に使ってなだからに整えました。 そのうえで、まぶたにかかる毛やあきらかに不要な毛だけカットするといいですね。
メイクを終えて…長井さんからアドバイスも!
齋藤さん この連載はもちろん、長井さんのYouTubeや雑誌なども見て、自分なりにメイクを研究していたので今回こんな機会に恵まれて嬉しいです! YouTubeで見ていたけれど、自分には似合わないかな? と思ってトライしていなかったテクニックも実際にやっていただだいて、すごく変化があって感動しました。 長井さん すごく研究熱心で、素敵です。いつもご覧いただきありがとうございます。今回は主に眉をお直ししましたが、少し中央に集まりがちだった眉を顔の外側へお引越ししました。眉を離すと柔らかい印象に仕上がるんです。 齋藤さん そうですね! また研究します! 長井さん あと実は、涙袋に色を入れてふっくら見せています。そして、齋藤さんのように目元がくっきりとして彫りの深い方のアイメイクとして、目のキワを抜くようなアイシャドウの塗り方をしています。目のキワを濃い色で締めるよりも、明るい色で抜いたほうがすっきりして目が大きく見えるんですよ。 齋藤さん 自分には涙袋はないと思っていたのですが、今日ようやく涙袋に出合えました!(笑) 長井さん はい、涙袋爆誕です(笑)。齋藤さんは眉色にカラーを取り入れたり、目尻にだけアイラインを引いたりなど自分に似合うようにしっかりテクニックを落とし込めているメイク上級者さん。きっと今日のテクニックもすぐに習得できると思うので、ぜひ明日からまたお試しくださいね。 \眉にコンシーラーを駆使してみてくださいね/ どこかワンポイント、これまでやりがちだったメイクや、セオリーと思われてきた塗り方をアップデイトするだけで、誰でもぐっと垢抜けるテクニックを、読者の方に体験していただきましたが、いかがでしたでしょうか!? 「シミを隠すためのもの」と思われがちなコンシーラーを眉メイクに取り入れることで、眉の位置や形、角度がコントロールできます。 来週もミモレ読者の方を変身させます! どうぞお楽しみに!!
撮影/榊原裕一 ヘア&メイク/長井かおり スタイリスト/程野祐子 構成・文/村花杏子
長井 かおり