新浜レオン、Number_i、こっちのけんと初紅白 STARTO所属タレントは結論先送り 19日出場者発表
歌手、新浜レオン(28)が大みそか放送の「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)で紅白に初出場することが18日、分かった。今年はとんねるずの木梨憲武(62)と所ジョージ(69)のタッグで制作された「全てあげよう」がロングヒット。演歌界に新風を吹き込んだ。19日に出場歌手が発表されるが、STARTO ENTERTAINMENT所属タレントは調整がつかず、結論が先送りになったことも判明した。 2019年のデビュー以降、甘いマスクと抜群の歌唱力で〝演歌第7世代〟と呼ばれる若手演歌陣をけん引。「全てあげよう」のヒットなどで目標の夢舞台をつかんだ。 同曲は木梨がプロデュースし、所が作詞作曲。人気の大物タレントとのコラボで新たなファン層を獲得し、発売7カ月で演歌・歌謡曲ランキングで4度の1位に輝いた。 NHKでは音楽番組「うたコン」などで存在感を発揮。昨年はTBS系連続ドラマ「下剋上球児」で俳優デビューするなど、演歌歌手の枠にとらわれない活躍も評価された。 5月発売の「はいよろこんで」がヒットしたこっちのけんと(28)も初出場。「ギリギリダンス」のフレーズに乗せたコミカルなダンスが人気となり、SNSでは総再生回数100億回を突破するブームとなった。 韓国からは5人組女性グループ、ILLIT(アイリット)も決定。8月にはアジア発のアーティストが出演する音楽特番「NHK MUSIC EXPO」に出演し、若者から絶大な支持を受けた。 ほかに注目は元King&Princeの平野紫耀(27)、神宮寺勇太(27)、岸優太(29)のNumber_iも初出場。今年元日にデビューし、4月には米国で開催された世界最大級の野外フェス「コーチェラ・フェスティバル」に出演するなどグローバルに活躍している。 3人は旧ジャニーズ事務所から独立してグループを結成。一方、NHKと旧ジャニからマネジメント業務を引き継いだSTARTOは、旧ジャニ創業者の性加害問題の影響などで交渉が難航しており、結論は先送りに。ただ、紅白では例年、追加で出場者を発表しているだけに、今後の交渉次第ではSTARTOタレントの追加発表もありそうだ。 ★Da-iCEも初
ほかには男性5人組、Da-iCEが初出場。高い歌唱力とダンス力で人気があり、今年はメジャーデビュー10周年の記念イヤーで、2021年には日本レコード大賞を受賞していた。日本最大規模のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」から誕生した女性11人組、ME:I(ミーアイ)も初出場。キュートな容姿と切れのあるダンスなどで若い世代を中心に人気で、4月のデビュー曲「MIRAI」などがヒットした。