ラジオを聞きながらの自転車運転は「レッドカード」!?自転車の交通違反の罰則と罰金とは?
ラジオを聞きながらの運転は罰則対象になる?
今回はラジオを聞きながらの運転というケースですが、道路交通法ではラジオをイヤホンで聞いたりスピーカーで流したりして運転することを直接的に禁じる項目はないようです。 しかし留意すべきルールが存在します。 ■安全運転の義務 道路交通法の第七十条で定める「安全運転の義務」に違反するかもしれません。同条によると、「車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない」と定められています。 ラジオを大音量で聞いて周囲の音が認識できないと、前述の「他人に危害を及ぼさないような方法」とはいえないでしょう。 違反した場合、第百十七条の二の二第一項第八号チに基づいて、3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処されるおそれがあります。
ラジオを聞きながらの運転は警告・罰則の対象になる可能性あり
ラジオを聞きながら自転車を運転すると、状況によっては警告や罰則の対象になる可能性があります。ただし、安全運転をするために必要な交通に関する音・声が聞こえる方法で運転する場合は、罪に問われないこともあるようです。 ラジオを聞くことに限らず、自転車の運転には警告や罰則の対象となる行為がさまざまあり、自転車指導警告カード、赤切符、自転車運転者講習などの取り締まり制度もあります。事故や罰則を受けるリスクをおさえるために、安全運転を心がけましょう。 出典 デジタル庁 e-GOV法令検索 道路交通法(昭和三十五年法律第百五号) 第百十七条の二の二 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部