<センバツ>山梨学院「攻撃にリズム作る」、札幌第一「貪欲に食らいつく」 センバツ監督対談
第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する山梨学院は、大会第3日の第3試合(25日午後2時開始予定)で札幌第一(北海道)と対戦する。山梨学院の吉田洸二監督(49)と札幌第一の菊池雄人(たけひと)監督(46)に初戦に向けた意気込みなどを聞いた。【金子昇太、土谷純一】 【今大会の全ホームランを写真特集で】 ――相手校の印象は。 吉田監督 打つことで試合のリズムを作っていく印象がある。 菊池監督 4番の野村健太選手(3年)を中心に、その前後の打線も力がある。 ――警戒している相手選手は。 吉田監督 (3番で打率5割の)大坪蓮弥選手(3年)はスイングに無駄がなく、4、5番も得点力がある。 菊池監督 エースの相沢利俊投手(3年)は主将でもあり、チームの柱だと思う。 ――自チームのキーマンは。 吉田監督 誰か1人というわけではない。投手陣とともに監督の勘と運が重要。 菊池監督 大平裕人主将(3年)、4番の村田凜選手(同)に全体を引っ張ってほしい。 ――選手の調子は。 吉田監督 調子の良さを維持している選手、落としている選手が半分ずついる。 菊池監督 実戦感覚がついてきて、(練習試合でも)少しずつ野球らしくなってきている。 ――理想の試合展開は。 吉田監督 足を絡めながら攻撃にリズムを作りたい。「躍動的な展開」が理想。 菊池監督 得点が動いていく展開に持ち込み、食らい付いていきたい。 ――初戦への意気込みを。 吉田監督 選手がリラックスしてやれるような雰囲気を作る。 菊池監督 (過去2回は初戦で敗れ)センバツでは悔しい思いをしてきた。勝利に貪欲でいたい。