福岡雷山を拠点に活動する古川龍之介、16年ぶりの下部ツアー出場の池田勇太、親子兄弟出場も多数!【萩原菜乃花の次に花咲くABEMAツアー注目選手・ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山編】
16年ぶりの下部ツアーへ出場・池田勇太
池田勇太選手の下部ツアー出場は2008年9月の「トーシンチャレンジ」が最後なので、約16年ぶりということになります。 当時、10試合で実施されていた下部ツアーの5試合目「エバーライフカップチャレンジ」で優勝。結果的に下部ツアー最後の試合となった9試合目「トーシンチャレンジ」や6試合目「静ヒルズトミーカップ」で2位に入るなど、最終戦「PRGR CUP FINAL」を前に、ルーキーとは思えない強さで下部ツアー賞金ランク2位に。当時の記事を読み返すと、本人も下部ツアーの賞金王を狙っていたようですが、同年10月にマンデー予選から出場したレギュラーツアー「コカ・コーラ東海クラシック」で2位に入り、その後、「日本オープン」で15位タイとレギュラーツアーでも実力を発揮します。目標だった「PRGR CUP FINAL」と同じ週に実施されたレギュラーツアー「ブリヂストンオープン」に出場すると9位タイに入り、初シードを当確。それ以降、シード権を守り続けてきたわけです。 ところが、22年6月頃から首や足、顔などに痛みが出始め、だましだましツアーに出場してきましたが、「顎偏位症(がくへんいしょう)」だったことが判明します。22年、23年と痛みとともに試合に挑んできましたが、昨年、デビュー後、初めてシード権を逃します。 そして、歯やあごの骨などを削る2年がかりの手術が3月にようやく完了。本格的に練習を再開したのは1カ月前といいますが、先々週のミズノオープンでは、初日、2日目をともに「69」で回り、5位タイの位置で週末を迎えました。3日目、4日目と崩れて、最終的には47位タイとまだまだ完全復帰ではないのですが、さすがの成績です。 今週と、来週の「LANDIC CHALLENGE 11」に出場予定とのことですので、現地に近い人は是非会場へ、仕事などで厳しいという方はABEMAで、復活を期す池田選手の雄姿をご覧いただきたいと思います! なお、古川龍之介選手、池田勇太選手は中里光之介選手と一緒に12時55分に10番ホールからスタートです。