韓国の11歳、盗んだ車で危険な運転、衝突事故繰り返す
【09月14日 KOREA WAVE】韓国忠清北道清州市(チュンチョンプクト・チョンジュシ)で、11歳の小学生が盗んだ車を運転し、交通事故を起こした後、さらに別の車を盗む事件が発生した。 清州興徳警察署やCJB清州放送によると、警察は5日に市内で盗難車両を運転していて事故を起こした11歳の少年を窃盗および道路交通法違反(無免許運転)の疑いで取り調べている。 少年は5日午後2時ごろ、駐車場で施錠されていないバンを盗み、約10キロ運転した疑いが持たれている。CJB清州放送が公開したドライブレコーダー映像には、少年が盗んだ車で危険な車線変更をしたり攻撃的な運転をしたりする様子が映っている。 映像では、前の車との距離を保てず警告音が鳴り、車線を正しく維持できずに隣の車線の車と衝突しそうになっていた。少年が車線変更で道を譲らない車に対してクラクションを鳴らし、罵声を浴びせる場面もあった。 燃料がなくなりかけると、商業ビルの地下駐車場で別の高級車を盗んだ。その後、近くのマンション駐車場で車両2台に衝突し、通報で駆け付けた警察に捕まった。 少年は運転のゲームを通じ、サイドミラーがたたまれていない車のドアが開いていることを知っており、そうした車両を狙ったという。 現在、少年は小学5年で、14歳未満の触法少年のため法的な処罰は受けない。捜査終了後、清州地裁の少年部に送致される見通しだ。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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