東京V16年ぶり鹿島戦で0―3から3―3引き分けで10戦無敗…城福浩監督「勝ち点1をこのスタジアムで取れたことは自信に」
◆明治安田J1リーグ▽第13節 鹿島3―3東京V(12日・カシマ) 東京Vが鹿島と敵地で対戦し、3点のビハインドを追いつき、引き分けに持ち込んだ。 Jリーグが開幕した1993年のサントリーチャンピオンシップで激突した名門同士のJ1での対戦は08年以来16年ぶりだったが、前半5分にPKで失点すると、同8分にもDFラインのミスを突かれて連続失点。さらに後半5分にも3失点目を喫した。 しかし、交代選手が流れを変える役割を果たすと、後半24分にMF斎藤が反撃ののろしを上げる今季初得点。同36分にはFW木村が3試合連続得点で1点差に迫ると、最後は後半アディショナルタイム(AT)3分にFW見木が同点ゴールを決めた。 これで第3節のC大阪戦(1●2)での敗戦を最後に、リーグ戦は△△〇△△△△〇〇△で10戦負けなし。試合後、城福浩監督は「3失点のところまでは反省するところばかり。そこから形を変え、辛抱強くボールを回し、崩しきって勝ち点1をこのスタジアムで取れたことは自信になりますし、僕たちはJリーグでサプライズを起こしたい思いがある。そのために次は勝ち点3だという終わり方をできたことはよかった」と前を見据えた。
報知新聞社